
午後はセックスの授業!?
第4章 璃玖×小夏
そしてお昼休み。
仲良い子達はみんなペアの相手とお昼休みを過ごすと言って一人になってしまった…みんな友達より……
「小夏ボッチじゃん」
「違うもん!」
璃玖がいつもの感じで話しかけて来てくれていつもと同じ様に返せた。
「俺もボッチだから一緒に昼ご飯食べようか」
「うんっ」
「弁当だっけ?俺、今から購買行くけど」
「お弁当あるけど、私も購買行くー」
購買は普段あまり利用しないのでどんな物売ってるか見てみたかった。
璃玖と一緒に購買へ行くと、派手な子達が先客でいた。
「璃玖じゃーん!」
「おう」
璃玖が話し掛けられると私は何となく少し離れたところの棚を見てるフリをした。
「お昼ご飯買いに来たの?」
「あぁ、焼きそばパン最高」
「えぇー!いちご生クリームの方が美味しいし!そうだ、今度お弁当作ってきてあげようか!」
「中学の時の調理実習の事思い出す限り……お断りします」
「中学の時の話じゃん!ねぇ、璃玖、セックスの授業のペア替えしてペア組もうよぉ」
その子は璃玖の腕を掴んでそう言った。
可愛い子に誘われてる……
私の方が断られるような気がして少し不安になってしまった。
