
午後はセックスの授業!?
第4章 璃玖×小夏
「ないだろ、ペアの奴ペアになれて喜んでたからそういう事言わないでやってよ」
「えー!昨日もめっちゃ素っ気なかったよ?」
「緊張してたんだろ、んじゃまたな」
璃玖は話しながら買う物を買って出てきた。
「小夏、お待たせ…って何で隠れてんの?」
「なんとなく……。やっぱり璃玖ってモテるよね…」
「今のは違うって、中学一緒だった子だし冗談で言ってただけだって」
さっきの子達はこっちをチラチラ見てる……。
絶対冗談じゃなかったよ…
購買の商品見損ねちゃった。
中庭に行くと、案の定カップルだらけだ。
「カップル増えたよな」
「ね…朝ビックリしちゃった」
璃玖はそう言いながらさっき買った袋から牛乳プリンを取り出して私に差し出した。
ちなみに牛乳プリンは私の大好物だ。
「え!?コレは私が食べてもいい物なのですか!?」
「あぁ、餌付け」
「餌付けって!でも、ありがとう!これ好きなやつ!!」
「ふっ!知ってる」
こういう事普通にしてくれるから…
