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午後はセックスの授業!?

第4章 璃玖×小夏



「ちょっと待って!こんな体勢で言われると勘違いしそうだから…ライクの方だよね?」

「こんな体勢でライクなわけないだろ!今顔すげぇ熱いからこっち見るなよ?」


そんなの私だって同じだった。
嬉し過ぎて…ドキドキし過ぎて…絶対顔真っ赤になってる。


嘘……ずっと何しても無反応だったのに!


すると璃玖は腕を緩めた。



「ごめん、俺ペア決め結構強引だったよな…小夏が他の奴と組まれるの嫌だったから。本当はもっと違うタイミングで告るつもりだったんだけど…。やっぱり何も伝えないまま授業だからって理由で小夏に手出せない…小夏が俺の事恋愛対象に見れないなら今まで通りにするから友達で居させて欲しい」

「そんなのっ…私だって璃玖の事…す、好きだし」


恥ずかしくて語尾の方小さい声になっちゃった…


「ライクの方?ラブの方?」

「ラブの方……」

「マジか!なぁ!いつから?何で俺の事好きになってくれたの?」


先程緩んだ腕にまた力が入る。


「……初めて話した日から気になってて…」

「初めて話した時……俺達初めて話したのいつだっけ?」

「ひどい!忘れてる!」


確かに璃玖は誰とでも気さくに話すから初めて話した時の事なんて覚えてる訳ないか…

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