午後はセックスの授業!?
第4章 璃玖×小夏
「でも、小夏と仲良くなった時は覚えてるよ?一緒に帰った時だよな」
「初めて話したのもその日だから!」
「そうか、あの日か!そんな前から俺の事意識してくれてたとかすげぇ嬉しい」
「……璃玖は?」
最初から全然態度変わらなかったからいつからそんな風に思ってくれていたのかすごく気になった。
「俺は……正直初めて話した時は高校別になったのが原因で別れた彼女の事引きずってて、小夏の事楽しい友達になりそうだなくらいにしか思ってなかったんだけどさ。小夏と話してると楽しくて元カノの事忘れられたし、それに小夏どんどん可愛くなってくしな?去年の夏祭りの前か?小夏の事気になるとか言ってる奴いて小夏の事取られたくないと思って俺、小夏の事好きなんだなと…」
「へ!?私の事気になってる男子いたの!?誰!?」
「そいつの名誉の為にそれは言わないでおく…夏祭りの時そいつと小夏が二人にならないように邪魔すんの大変だったんだからな…あの時は言わなかったけど小夏の浴衣姿も可愛かったし」
去年の夏祭りは確かクラスの半数で行って、璃玖と夜店回れて楽しかった記憶しかない…。
でも、璃玖も結構前から私の事好きでいてくれたんだ。