午後はセックスの授業!?
第5章 煌雅×美波
次の日。
昨日のアイツの笑みが頭から離れなくてなかなか眠れず、ギリギリの時間に起きてしまった。
今日はお父さんもお母さんも仕事で早朝から居なくて起こして貰えなかった…。
私は何もしなくても可愛いけど、髪ちゃんと巻いてから学校行きたかった!
……今日は蒼君のところ行くのやめとこう。
ギリギリの時間に学校に着くと何となく周りが騒々しい感じがした。
「吉岡もうペアの相手決まってんの?」
「オイ、やめとけって!美波ちゃんが決まってないわけないだろ?」
「?」
「そりゃそうだよな。呑気にしてる場合じゃねぇや!」
ペアって何の話だろ?
先生がいつもより早く来て、ホームルームで今日から急遽始まる衝撃の授業内容が発表された。
嘘でしょ……?
私の初めてずっと大事に取ってあったのに!?
これは絶対蒼君以外考えられない!
「えー私、シた事無いからすごい不安」
「私も!ねぇ、美波ちゃん!初めてってすごく痛いの?」
「えっ…えーっと…私、初めてシたのかなり前だからなぁ?あんまり覚えてないけどちょっと痛かったかな?」
私だって知らないよ!
それよりも蒼君にペアのお願いに行くこと考えなくちゃ!