午後はセックスの授業!?
第5章 煌雅×美波
「…暴れるとキスすんぞ」
「……っ!」
私はそれを聞いてピタッと動きを止めた。
本当に何で!?
階段から落ちて気失ったんだよね?
「チッ……頭平気か?」
「はい!?頭打ったけどおかしくなんかないし!退いてよ!ヤリチン!」
「頭打ったから何ともないか聞いてんだよ!バカかよ!人が心配してやってんだぞ」
「えっ…あ、平気!もう何ともない…ってか、今何時?」
ちょっと自意識過剰過ぎたかも?
親切でここに運んでくれただけなのかな?
「もうすぐ昼休み終わる時間だな」
「そっか……ん!?嘘でしょ!?ヤバい!ペア!」
「あぁ。セックスのペアだろ?安心しろよ。俺とペアで提出しておいてやったからな」
「………ハイ?」
「俺がお前の名前書いて提出してやったんだぞ、感謝しろよな」
「何勝手に提出してんの!?ねぇ!私、あなたとペア組むなんで一言も言った覚えないんだけど!?話した事すらないのに」
「俺はお前の事知ってるぞ?可愛くて有名な2年の吉岡美波だろ?昨日、目合ったじゃん」
「たまたま横通り過ぎただけだし!」
男子に跨られた事なんかなくて変にドキドキしてる…。