午後はセックスの授業!?
第5章 煌雅×美波
「何でペア組んでるのに知らないの!?」
「どうしても私と組みたいって言うから顔悪くないし、OKしただけ」
思ってたよりあの人私のペアの相手として周りからの評価高いっぽい?
「煌雅先輩って一流企業の社長子息なんだよね?めちゃくちゃイケメンだし羨ましい!」
本当にそうなの?
あんなヤリチンなのに?
うちの学校一応私立だけどそんなお金持ちならそういう学校行ってるはずだし、噂に決まってる。
ペア発表や、授業の説明が終わると教室移動の時間になった。
「オイ、美波。言った通り来てやったぞ」
さっきは布団の中で動揺してたけど、改めて見ると如何にも俺様な雰囲気で蒼君みたいな爽やか王子様とはかけ離れ過ぎている。
しかし、周りにいる女子達はきゃあきゃあ言いながら注目していた。
みんなペアの相手もいるのに…
とりあえずみんなの目があるから2人になるまで可愛さ全開で行こう。
「うんっ!迎えに来てくれてありがと!行こ?」
「お、おう?何か、お前さっきまでと態度違くね?」
「違くないよぉ」
腕に掴まって指定の教室に移動した。
こんな変なブースで…?
いや!この人とは何もしないから!