午後はセックスの授業!?
第5章 煌雅×美波
「美波って泣き虫なんだな?まだ1日も経ってないのに何回泣いてんだ?」
「普段こんな泣かないよ……今日は色んな事いっぺんにあったから……気持ちが不安定で…」
蒼君にフラれるし、授業のペアあぶれちゃうし、気失ってる間に煌雅とペアになってるし、今日初めて話した煌雅とエッチな事しちゃったし…
改めて考えてみると、本当にすごい1日だ。
「……俺の事可哀想だと思うならさ、美波が俺の事すげぇ愛してくれれば良くね?」
「私はっ……ただの授業のペアだし……私じゃなくても煌雅の事愛してくれる子沢山いるじゃん」
すると煌雅は私の手の甲にキスをした。
「俺、美波に愛されたいんだけど?」
こうやって女の子の事落とすんだ…。
煌雅にこんな事言われたら拒否出来ないの分かっててやってるよね?
「………今までみたいに色んな女の子ともエッチするなら嫌」
「へぇ、俺の事ちゃんと認識してたんだ?」
「あんな日替わりで女の子と廊下でイチャイチャしてたら嫌でも目に入るよ…」
「他全部切っても良いけど…その代わり美波の事すげぇ求めるけどいいの?」
そう聞かれると無性に煌雅の事を独占したい気持ちでいっぱいになってしまった。
蒼君みたいに爽やかな優しい王子様みたいな人じゃないのに…
私は煌雅に抱き着いていた。