午後はセックスの授業!?
第1章 蒼×莉菜
家に着くといつもなら夕飯をうちで食べる時はうちに来るのに蒼は自分の家の方に向かって行った。
「蒼、今日お夕飯うちで食べるんだよね?」
「…あぁ。夕飯の時間になったら行く」
…行っちゃった。
私がちゃんと課題やらなかったからかな?
ペアの私がちゃんとやってなくても成績は個人につくんだし、蒼はあんなにちゃんと書いて提出してるんだから問題ないと思うんだけど…
不機嫌な蒼だったけど夕飯の時間になるとちゃんとうちに来てくれた。
「莉菜の相手蒼君で良かったわ~!蒼君、人気あるから知らない子が莉菜の相手になるんじゃないかと心配してたのよ」
「説明受けた時莉菜以外考えてなかったので」
「もう、莉菜良かったじゃない~小さい時いつも蒼君の事好き好きって言ってたもんね」
「小さい時の話でしょ!今は言ってないし!」
「莉菜。今日寝る時うち来ない?」
蒼は突然そんな事を言い出した。
お母さんいる前で!お父さんいなくてよかった!
「なっ!なんで!?」
「今日の課題の時ギクシャクしてたからこれからの課題で躓かないようにもう少し距離縮めたいんだけど…おばさん、莉菜の事連れて行っていいかな?」
距離縮めるってどういう事…?
今度の課題で私が恥ずかしがって何も出来ないと困るからって事だよね…