午後はセックスの授業!?
第6章 勇鷹×美紀
部屋のベッドをくっ付けて、私達は昼間に買ったお菓子とかを出して談笑していた。
茉希は稲本君の隣りを確保していて、時折2人で話したりと結構良い感じに見える。
すると、茉希が突然鞄からトランプを取り出した。
「ねー!トランプ持って来たからトランプやらない?」
「お、トランプとか久しぶりだな」
「いいね、トランプで何する?大富豪とか?」
「俺、大富豪のやり方わかんねぇ」
「じゃあ、神経衰弱とか?時間掛かるかぁ…」
トランプと言ってもなかなか内容は決まらないものだ。
みんなが言い合っていると、黙っていた稲本君が声を上げた。
「…王様ゲームは?」
王様ゲームといえば、合コンなど男女が集まる場所では定番のゲームだ。
すると、七緒君が続いた。
「いいね、せっかく修学旅行の夜だしハメ外してちょっとエッチなのもありでやらない?女の子2人が良ければだけど…」
私と茉希は顔を見合わせた。