午後はセックスの授業!?
第1章 蒼×莉菜
蒼の家に着くと蒼もお風呂上がりでそのまま蒼の部屋へと通される。
「ねぇ、まだ10時だよー?寝るの早くない?テレビ見ようよ」
私はそう言いながらいつもの感覚で蒼のベッドの上に座った。
「何言ってんの?寝る前に予習するんだからテレビ見てる暇なんかないから」
「えー?予習?教科書持ってきてないから予習するなら1人でやってよー」
「セックスの授業の予習するから莉菜の事呼んだんだろ」
「…え!?」
蒼はベッドの上に乗って来るとトレーナーを脱いだ。
「服自分で脱ぐ?」
「う……あ……一緒に寝るだけじゃないの?」
「そんなわけないじゃん、今日の調子で戸惑って出来なかったら俺の成績まで響くし」
…やっぱり成績の事だ。
分かってたけどさ。
こんな事がなかったら蒼とエッチするなんて事なかったと思うけど…だけど…
俯いて黙っていると蒼は私の手を握った。
「まぁ…学校だと課題こなすだけで味気ないし、うちでする時はカップルっぽくやろうか」
「カップルっぽく?」
「あぁ。今も授業の時も緊張してるし…授業の課題で初めてのセックス嫌だからさ」
そう言うと蒼は私の頬にキスをした。