午後はセックスの授業!?
第1章 蒼×莉菜
「…授業でキスもすんのかな?」
「わかんないよ…」
「授業じゃないから関係ないか」
すると蒼に唇を奪われる。
「んッ……は、初めてのキスが……」
「初めてのセックスも俺となんだからもういいじゃん」
蒼はムッとした顔でそう言うとまたキスをして私を押し倒した。
本当に蒼とカップルになってそれでキスしてたら凄く嬉しかった…。
でも、これも成績の為なんて虚しすぎる。
「……ふグッ」
「はぁ……泣くほど嫌?」
涙が止まらなくなってしまって唇が離れると蒼に抱き寄せられて頭をポンポンとされる。
「こんな嫌がられるなら普段からもう少し優しくしてやればよかったな」
「ふえエッ…」
私は蒼にしがみついて泣いていた。
「はぁ……泣くほど嫌がられるとか流石に俺もショックなんだけど…授業の時も俺の事全然見ようとしないしさ」
「ヒグッ…蒼がっ…嫌で泣いてるんじゃないもん!」
「俺とするのが嫌なんだろ?ペアならよっぽど相手に嫌悪感があれば他に変更希望出してるペアいれば変えられるらしいから変更希望出す?」
「やだぁ…」
「じゃあどうすんだよ?」
「ヒックッ…蒼は成績の事ばっかなんだもんッ」
「は?」