午後はセックスの授業!?
第6章 勇鷹×美紀
「今の見た?七緒君相手誰でも良さそうだったよね…」
「ね!軽い感じでペア組んでたし、私も声掛けてみれば良かった」
クラスメートのヒソヒソ声が聞こえる…
やっぱり他の人の目から見てもそうだよね。
もうエッチしちゃってるんだし、もう深く考えないようにしよう…。
今一番気になってた七緒君と組めたんだから。
そして午後の授業の時間がやってきた。
先に各クラスで説明やペアごとに振り分けられた教室の場所が書かれたプリントが配られた。
「美紀と七緒君、私達と教室違うねー」
「そうだね、全校生徒だから」
するとスマホに七緒君から迎えに来てくれるとのメッセージが来た。
七緒君って結構マメなのかな?
送ってくれたり、迎えに来てくれたり…前の彼氏の時は絶対なかったから嬉しい。
「七緒君と移動先で待ち合わせするの?」
「ううん、今からここに来てくれるって」
「えー!ラブラブじゃん!」
「七緒君がマメなだけだと思うよ?」
「確かに七緒って中学の時からそういうところマメで女子からモテてたな」
「…だよね」
そう、別にラブラブだからじゃなくて女の子の扱いが上手いだけだ。