午後はセックスの授業!?
第6章 勇鷹×美紀
「違うもん!美紀が可愛い彼女だから心配なの!」
「ハイハイ、七緒すぐ来るだろ?俺達は先に移動しようぜ」
稲本君は茉希を抱き寄せて連れて行った。
それと入れ違いで七緒君が教室にやって来た。
「美紀ちゃん、待たせてごめん」
「ううん!全然待ってないよ!迎えに来てくれてありがとう」
「それじゃ、行こうか」
七緒君はそう言いながら私の背中に手を添えて促してくれる。
なんか…エッチした事あるとは思えないくらい緊張してきた。
「…美紀ちゃん」
「ん?」
「付き合い始めた事だし手繋がない?」
「うん…」
そう答えると七緒君は私の手を取って指を絡めて恋人繋ぎをしてくれた。
ふと七緒君を見ると目が合ってふっと笑いかけられて何だか恥ずかしくなってパッと反対を向いてしまった。
……笑顔が素敵過ぎた!
こんな扱いしてくれるなら遊ばれてもいいかも…
移動先に着くまでずっと手を繋いでくれて、教室の私達が入るブースに到着。
中に入ると敷き布団だけが敷いてあって、色々入ったボックスも置いてある。
とりあえず中で座ると七緒君は私の隣りに腰を降ろした。