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午後はセックスの授業!?

第6章  勇鷹×美紀




断られるのが怖くて私は俯いて目線を下に向けて答えた。


「………七緒君と軽くじゃなくてちゃんと付き合いたい」

「…ん?え?ごめん、俺達ちゃんと付き合ってないの?」

「だって……ノリみたいな感じで決まったから…他の女の子でも良かったのかなって…」

「そんな事ないって、美紀ちゃんだから付き合ったんだよ…なんて言うか…修学旅行の夜のテンションであんな事してどう接したら良いかわかんなくて学校で声掛けられなかったけどあの夜からずっと美紀ちゃんの事真面目に気になってたから」

「本当に…?」

「あぁ…。俺も美紀ちゃん流れで断れなかったのかと思って心配してたけど…ちゃんと付き合いたいって思ってくれてて今めちゃくちゃ嬉しいんだけど……ごめん、抱き締めていい?」

「え?あ!はい!」


すると七緒君は包み込む様に抱きしめてくれた。


どうしよう……七緒君もあの夜から気にしててくれたなんて嬉しい…!


エッチ以外で抱き締めてもらうなんて初めてでどうしたらいいかわからない…


「……美紀ちゃんって彼氏いた事あるんだよね?修学旅行の時初めてじゃなかったし」

「うん?1年生の時に…付き合ってた事あるよ?」

「なんか…愛され慣れてないよな?」


抱き締めただけでわかるの!?

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