午後はセックスの授業!?
第6章 勇鷹×美紀
フリマアプリでも出回っているけど高額過ぎて買えなくて諦めていた。
勇鷹君…ライブチケットも当たってるし、限定のアルバムも手に入れてるし羨ましすぎる!
立ち回りが上手いのかな?
「買ってから勉強の課題忙しくてまだ見れてないんだけどさ」
「あ、そうなんだ…勇鷹君見終わったら貸してもらっても良い?」
「そうだ、一緒に見ない?美紀と見たら楽しそう」
「うん!一緒に見たい!」
「んじゃ、今から俺の家行く?うち父子家庭で親父帰ってくるの遅いから気使わなくても大丈夫だし」
「えっ!そうなんだ…それじゃお邪魔させてもらおうかな?」
勇鷹君の家と聞くとちょっとドキッとしてしまった。
二人きりって事だよね?
もうエッチしてるんだし今更だけど。
コンビニでお菓子を買って勇鷹君の家へと向かった。
勇鷹君の家は綺麗なファミリー向けのマンションで家の中も綺麗に片付いていた。
「入って」
「お邪魔します…お父さんと二人暮しなの?」
「今はね。春までは兄貴がいたけど他県の大学行ったから一人暮らし始めたんだ」
「勇鷹君お兄さんいるんだね」
「あぁ、今のご時世少数派だよね。美紀は兄弟いるの?」
「ううん!一人っ子だよ」
「そっか、茉希ちゃんといるとお姉ちゃんっぽいよね」
「ふふっ!茉希は甘えっ子だもんね」
そんな話をしながら勇鷹君の部屋へと案内された。