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午後はセックスの授業!?

第7章 豪×莉恋



豪君に着いて行くとうちの近くの幼稚園に着いた。


「幼稚園懐かしい!私昔ここの幼稚園通ってたんだぁ」

「そうだったのか、偶然だな」

「偶然?え?もしかして、豪君もここの幼稚園だったの?」

「いや、この辺引っ越してきたの高校に上がる時だったから俺じゃなくて」


豪君はそう言いながら通学鞄から何か取り出して首に掛けると幼稚園の門を開けた。


あれ?ここ通り過ぎると思ってたのに、何故か入ろうとしてる?

豪君が園庭に入った瞬間に男の子が凄い勢いで走ってきて豪君の足に抱き着いた。


「おしょかったぁ!」

「悪かったって!」


豪君は足に抱き着いて来た男の子を抱き上げた。


その男の子は何となく豪君と似ている…


状況についていけてない。


そういえば、豪君の噂で大人の女性と付き合ってて隠し子がいるって聞いた事がある…!


「……豪君の子?」

「は!?違ぇよ!?んなわけねぇだろ!弟だよ!」

「そ、そうだよね…ごめんね!?弟さんなんだぁ、こんにちはぁ」

「……」


弟君にそう言って手を振ると、人見知りなのか豪君にギュッとしがみついた。


「こう、ほらちゃんと挨拶しろよ」

「ん〜……こんにちはぁ」


弟君は小さい声で挨拶をしてくれた。


可愛い…


「帰りの挨拶してくるからちょっと待ってろ?すぐだから!」

「うん、急がなくても大丈夫だよ」


豪君は弟君を抱っこしたまま園内に入っていった。


いつもホームルーム終わるとすぐに教室出ていくのって弟君のお迎えだったのかな?

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