午後はセックスの授業!?
第7章 豪×莉恋
「………授業のペア俺で平気か?」
「え?どうして?」
「いや…元ペアのアイツが言ってた莉恋が俺の事気に入ってるみたいなの嘘だろ?莉恋の意思関係なく決まったようなもんだからさ」
「……確かにそれはアイツが勝手に言った事で不安だったけど、ペアの相手豪君になってこうして洸太郎君交えて一緒に帰ったり、折り紙するの楽しいし、まだ授業始まってないけど…ペアは豪君とが良いかも……って、豪君こそ学校戻ってきてペア勝手に私になっちゃったけど…他に組みたい人いたかな…?」
「俺は全然いないから……まぁ、その…なんだ……?俺、莉恋の事……可愛い……と、思ってたし……」
豪君は所々小さい声でそう言った。
顔真っ赤だ…!
豪君にそんな風に思ってもらってたなんて……嬉しい。
すると、豪君の折り紙を触ったままだった手の上に豪君が手を重ねた。
そして、豪君と目が合う…
「出来たー!ほら!手裏剣!」
「ぇあ!?ほ、本当だぁ!上手ー!」
急いで豪君と手と重なった手を引っ込める。
「あー!りこちゃんも兄ちゃんも全然出来てないー!」
「こうが作り方教えてくれねぇからなぁ?」
「しょうがないなぁ!こうやるんだよー」
あー!顔熱い!
ヤバい……もう豪君の事好きかも……
私ってチョロいのかもしれない。