
午後はセックスの授業!?
第7章 豪×莉恋
私達の手裏剣が出来る頃になると洸太郎君はウトウトし始めた。
「洸太郎君、眠いかな?」
「莉恋が来てくれてずっとはしゃいでたから疲れたんだな。こう、夕飯まで休憩な。ちょっと寝かせてくる」
「うん」
豪君は洸太郎君を抱き上げると、洸太郎君をソファの上に寝かせてタオルケットを掛けてあげて優しくお腹をぽんぽんとすると洸太郎君はあっという間に眠ってしまった。
流石手慣れてる…
豪君の手安心するのかな?
もしかして学校で豪君の手が伸びてきた時頭撫でてくれようとした?
何か、もっと豪君に近付きたいな。
「洸太郎君寝てる間にオムライス作っちゃってもいいかな?」
「あぁ、俺も一緒に作るよ」
そう言って豪君はキッチンに案内してくれた。
「一緒に作るっつーか…作り方教えて欲しいんだけどいいか?」
「勿論!洸太郎君に作ってあげるの?」
「まぁ…俺が作れたらいつでも作ってやれるしな」
「本当豪君って洸太郎君想いだよね、全然悪い事とかしそうにないのにどうして停学になってたの?」
「は?停学になんかなってねぇよ!?俺、停学になってた事になってんのか…」
「え!?そうなの!?ごめんねっ!みんなそう言ってたからてっきり…」
「いや…学校に話せる奴いねぇし、誤解されても仕方ないからな…単純に骨折して入院してただけだ」
「えぇ…そうだったんだ…みんなに訂正しておくね!もっと前に豪君の事知ってたら勘違いしなかったのになぁ」
もっと前に知ってて、もっと前から仲良くなっていたかった。
