午後はセックスの授業!?
第7章 豪×莉恋
豪君に教えながら一緒にオムライスを作る時間も楽しくてあっという間に夕飯を食べる時間になって私も一緒にご馳走になる事になった。
オムライスは豪君が一生懸命作ったのが1つと私が作ったのが3つ。
「はぁ…俺が作ったやつだけ歪だな…焦げてるし」
「初めて作ったのに上手だよ!豪君作ったやつ私が食べてもいい?」
「駄目に決まってんだろ!?自分で食べるから!」
「豪君が初めて作ったオムライス食べたいのになぁ」
「…まずかったらすぐ交換な?」
「やったぁ」
ちょうど洸太郎君も起きてきて、3人でお夕飯を食べるのもすごく楽しい。
「りこちゃんのオムライス美味しい!」
「本当?良かったぁ」
「マジでめちゃくちゃ美味いな、親父の分食おうかな」
「まだチキンライス残ってるからもう1つ作るよ?」
豪君が作ってくれたオムライスも形は歪だけど、ちゃんと美味しく出来ていた。
3人でお夕飯を食べていると2人のお父さんが帰ってきた。
「ただいまー…って女の子!?」
「あ、あのっ!お邪魔してます!豪君と同じクラスの園田莉恋といいます」
「りこちゃんだよー」
「こうがオムライス食いたいって言うから作りに来てくれたんだよ」
「そうだったのか!息子二人がお世話になって…あー!そうか、今日忙しいって言ってたのデート中だったのか!こうのお迎え頼んじゃってごめんな」
「違う!そういうわけじゃねぇ!」
豪君のお父さんは豪君よりは体格は大きくないけれど、印象が変わった方の豪君のお父さんって感じで気さくで楽しい人だった。