午後はセックスの授業!?
第7章 豪×莉恋
「お邪魔しました」
「りこちゃん、絶対また来てね!」
「うんっ、また遊ぼうね」
家に帰る時、豪君が家まで送ってくれる事になった。
「今日色々ありがとな」
「ううん、私も今日豪君に二回も助けて貰っちゃってありがとね」
「二回…?」
「教室の時と、最初に廊下でぶつかっちゃった時…あの時廊下に豪君がいてくれたからペア解消出来たから」
「あー…どっちもたまたまいただけだけどな」
「それでも、ずっとペアの事で悩んでたから」
「……あのさ、言いたい事あるんだけどいいか?」
「え?何?」
まさか……やっぱりペア断られるとか…?
豪君は立ち止まると急に頭を下げた。
「俺、莉恋の事好きだ!結婚を前提に付き合ってくれ……付き合ってください!」
「…へ!?結婚!?」
豪君の突然の告白に驚いてしまった。
「結婚はすぐ出来ねぇけど…ちゃんと養えるように努力する…ってまともに話したの今日が初めてなのに重過ぎか?いくら授業とはいえ、そういう事するならちゃんと付き合いたい」
「豪君っ……よろしくお願いします…私も豪君と今日初めて話したのに…好きになっちゃった、結婚も前提でいいよ?」
わぁ…告白されたの初めてで、すっごくドキドキしてる。
暗くて良かったけど、顔も真っ赤かも…