午後はセックスの授業!?
第7章 豪×莉恋
「よっしゃっ!あー…言っとくけど俺彼女とか初めてだから…なんか間違ってたらすぐ言えよ?」
「私も彼氏出来るの初めてだから…一緒に色々考えながら付き合お?」
「そうなのか…えーっと…じゃあ手とか…いいか?」
「うんっ」
豪君はそう言うと大きな手で私の手を繋いでくれた。
やっぱり豪君の手優しくて安心する。
家の前に着くと帰るのが惜しくなる。
「……もう少しゆっくり進めたかったんだけどさ……キスとか…してもいいのか?」
「へぁ……あ…うん…」
そう言うと豪君はかがみ込んで顔が近付いて来た。
目を閉じて待っているとゆっくり唇が重なった…
そういえばあの授業で3人もペアを組んだのにキスもした事無かったんだ。
でも、しなくて良かった。
豪君が初めてが良かったもん…
唇が離れると、恥ずかしくて目が合わせられなかった。
「そ、それじゃ……また明日な」
「う、うん…またね」
今日はまさかな一日だったなぁ…