午後はセックスの授業!?
第2章 瑛斗×鈴音
「……俺、自分のもん勝手に弄られんのめちゃくちゃ嫌なんだよなぁ……裕也…10数えるうちにどっか消えてくんない?」
「は…!?消えなかったらど、ど、どうなるんだよ!?」
裕也は明らかに震えていた。
田丸君はそんな裕也を睨みながらフッと笑った。
「いーち…にーい……」
「待て!消えるから!」
そう言って裕也はおちんちんを出したまま教室を飛び出して行ってしまった。
田丸君…睨んでただけなのに…!?
裕也がいなくなると田丸君は私の腕を縛っているネクタイを丁寧に外してくれる。
「ありがとう……ごめんね、自分で対処するつもりだったんだけど」
「……別に香山が悪いわけじゃない。アイツずっとしつこく絡んで来てたのわかってたのに1人にしてごめん」
「え!?ううん!田丸君も悪くないし!」
「……行こう?家まで送る」
田丸君は腕を引いて立たせてくれた。
……田丸君って何か結構頼もしいし、優しい。
人に無関心なのかと思ってたけどそうでもないのかな?