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午後はセックスの授業!?

第2章 瑛斗×鈴音



「セックスの授業2日目です。まずはお互いの身体を触り合い気持ち良いところを探しましょう。キス等をする際は相手の許可を得てください。嫌がっているのに無理矢理何かされた時は壁の赤いボタンを押してください。なお、最後までセックスしても構いません。授業が終わるまでの間に用紙を記入して提出してください。各ブース横に簡易シャワーが設置されていますので、シャワーを浴びてから帰るようにしてください。それでは開始してください。」


リスニングテストの様なアナウンスが終わった。


そういえば昨日はなかったけど、今日は横にシャワーが付いてる…。


全部のブースに付いてるんだから本当にすごい。


ふと田丸君の方を見るとさっきまであんなに積極的にキスをしていたのに何故か俯いて動かない。


「田丸君…?どうかした?具合悪いの?」

「……ごめん」

「え?」

「……何も聞かずにキスした」

「そ、そんなの気にしなくていいよっ……その……私もしたかったし…」


アナウンスでキスの事言ってたから気にしちゃったのかな?

裕也なんて常に強引だった。


「……んじゃ、嫌だと思ったらすぐ言って」

「うんっ」


そう言うと片方の手をギュッと握ってくれてまた唇が重なる。

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