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午後はセックスの授業!?

第3章 麗桜×翔太




パンツとズボンを履いて教室に戻ると麗桜はいつも通り教室の一番後ろの方でギャル系グループの子達と一緒にいた。



いつも通りだ…。



席に座ると斜め前の席のよく話す相田(あいだ)君がこちらを向いた。
僕も友達は多くないけど相田君もあまり友達がいるタイプではない。


そういえば昨日みんながペアを決めるので大騒ぎだった時から席にいなかったけど、ペアとかどうしたんだろ?
昨日は色々いっぱいいっぱいで相田君の事まで気が回らなかった。

「翔汰…鷹野とペアなんだっけ?あんな美人なビッチみたいな子と…すごいな」

「ビッチって事は…ないと思うけど……でも、授業のペアってだけだから…。相田君はペアどうなったの?」

「……昨日ギリギリまで探したけど組んでくれる子居なくて…自動で決まった1年生の子とペアになったけど……早退しちゃって来なかったんだよね……」

「そ、そうなんだ…」


聞かない方が良かったかも…


「……別室でAV男優によるセックス講座みたいな動画見せられたよ。はぁ…翔汰も大人しいし、友達多いタイプじゃないから俺と同類かと思ってたけど綺麗な顔してるもんな…俺も女の子とセックスしたい…」

「いや…僕はたまたま麗桜と話す機会があって気にかけてもらえて運が良かっただけだから…相田君もそのうちペアになる子見つかるよ」


こんな事しか声掛けられなかった…。


でも本当に麗桜に声を掛けてもらわかなったら相田君と同じ事になってただろうな。

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