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Melting Sweet*Extra

第2章 もう少しだけ*Act.2☆

「だ……ダメです……から……」

 そう言いつつも、夕純さんに奉仕してもらっていることに悦びを覚えている。
 頭もぼんやりとしてきて、もっと気持ち良くしてほしいと思ってしまう。
 でも、不意に我に返り、そんな自分に嫌悪感を抱く。

 冷静さを取り戻し、俺はやや強引に夕純さんを引き離した。
 あと少しで、夕純さんの口に欲望を吐き出してしまいそうだった。

「イキそうになったの?」

 俺自身は相変わらず握ったままで、夕純さんが頭をもたげて俺を見上げる。

「ええ」

 俺は素直に頷いた。

「あと一歩遅かったら、夕純さんの口の中に出していました」

「出しても良かったのに」

「良くありませんよ」

 俺は眉根を寄せながら続けた。

「俺は別にそこまで望んじゃいません。それに……、イクなら夕純さんと繋がってイキたいですから……」

 言いながら、だんだんと恥ずかしくなってきた。
 とんでもないことを言ってしまったような気がしなくもないが、他に表現のしようがなかったのだから仕方がない。

 夕純さんは居住まいを正し、俺に視線を注いでくる。

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