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Melting Sweet*Extra

第6章 壊されるほどに*Act.2☆

「私だけこんな格好にするなんて狡いわよ……」

 やっぱり、やられっ放しは私の性に合わない。
 そう思って、衛也君のネクタイに手をかけてスルスルと外し、ワイシャツのボタンもひとつずつ外してゆく。

 衛也君は困ったように微苦笑を浮かべ、中途半端にはだけさせられたワイシャツと、タンクトップも脱ぎ捨てる。
 服を着ていると華奢に見えるのに、肌が露出するとほど良く筋肉がついているのが分かる。

「夕純さんには敵わないな、やっぱり」

 そう言いながらも、素早くブラジャーを外してしまう。
 小さな双丘が露わになると、衛也君は片方を口に含み、もう片方はやや強めに揉みしだく。

「あ……ん……っ……」

 頂を舌で転がされ、甘い痺れが走った。

 衛也君は上目遣いで私の反応を覗いながら、時おり強く吸い上げたり、指と指の間で突起を摘まんでは弾いてきた。

「こっちの方はどうなってます?」

 衛也君の手が、胸から下肢へと滑り落ちる。
 ショーツ越しに指を這わせると、忍び笑いを漏らした。

「凄いですよ。下着の上からもぐちゃぐちゃに濡れてるのが分かる」

 そう言って、衛也君は円を描くように指で蕾を弄る。
 さらに胸も同時に舌で刺激されているのだから、よけいに身体が反応してしまう。

「おねが……も……」

 秘所の疼きに耐えられなくて、衛也君の脚に私のそれをすり合わせた。

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