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ママ、愛してる

第3章 愛の暮らし

その後、人気のない砂浜や、波打ち際の岩場で何度も何度も、昼ごはんも食べずに愛し合った。

最初は、ここから2駅先の海浜公園に寄る予定だったが、二人とも疲れはてて、旅館に戻ることにした。

駅前の土産物店で、由香ちゃんへのお土産を買った。
そこでのママは、物腰も柔らかく、上品そのものだった。

堤防の上で、
「おまんこにおちんちんぶちこんでぇ!」
と、叫んだ女性には、どんなに想像力を働かせても見えないにちがいない。


土産物を発送して、僕たちは手を繋いで旅館に戻った。

「ずいぶんお早いですね」

フロントに立っていた若女将が声を掛けた。

「ええ、少し疲れてしまって。もうお部屋で休めるかしら?」

ここでも、ママの立ち居振舞いは上品そのものだった。


部屋に戻ると、ママはワンピースも脱がずに、横になった。

「さすがに少し疲れたわ。ちょっとお昼寝させてね」

そう言うと、すぐに寝息をたて始めた。


その夜は、散策にも出掛けず、夕食のあとはふたりで露天風呂で疲れを癒し、早々に布団に入った。

入ったものの、なかなか寝付けなかった。

結局もう一度愛を確かめあい、
ようやく眠りに付いた。

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