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誓いのガーランド

第14章 花畑の来訪者 2

「お願いしたら、舐めてあげる」

意地悪く笑いながら囁かれて、また蕾を一瞬だけ中指で擦りあげた。
するとまた、快感が全身を走り抜ける。花実はもっと触ってほしいと素直に言えない自分がいじらしい。

「で、なんて言うんでした?」

楓は容赦なく、耳元で急かしてくる。
思うつぼなのが悔しい、悔しいけど我慢できない……。
花実は自分の本能を呪う。
いっそのこと言ってしまったほうが楽だ。

だけど、その気持ちよさに耐えられる自信がない。言ってしまえば、自分がどうなってしまうのか、少しだけ怖い。

でも……

想像以上に、花実の体は秘部への刺激を欲しがっていた。


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