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誓いのガーランド

第6章 繋がる輪 5

花実は、なんだかよく寝付けないまま、翌日を迎えてしまった。

昨日の夜から、緊張が上手く抑えられない。
何度も、夜中に起きて、その度に心臓がうるさく鳴っていた。

なんでなのか。

ただ、『ガーランド』の話をするということが、花実にとっては大きなハードルだった。

花実は、角村にアニメや漫画が好きなイメージを抱けなかった。
そんなこと言ってた記憶はあったっけ……? と、日々の言動を思い出すも、仕事中はそもそもプライベートなことを話すことが少ない。

ならば、飲み会の時は……と思ったが、角村は1次会で家に帰ることが多かった。
何より花実は酔うと上機嫌になりやすくて、会話の内容はほとんど覚えていない。

飲み会での自分の失態が多いことに思い当たって、恥ずかしくなった。

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