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誓いのガーランド

第1章 プロローグ

彼は、彼女の頭に手を伸ばし、花冠をゆっくりと外すと、花畑の真ん中に彼女を横たえた。
彼は太陽から隠すように、彼女に覆いかぶさる。
エマは、少し驚いたような顔で彼のことを見ていた。

「ここには誰も来ない。君と僕しかいない」

彼は、微笑んでそう言うとエマの唇に、優しく口づけをした。エマに一瞬だけ流れていた緊張が、口づけとともに解かれる。
エマは、その大きな影に隠れて、小さく頷いた。
彼は大きな手で彼女の体にそっと触れていく。
2人は体をかわし、その愛を確かめあったーー。

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