誓いのガーランド
第14章 花畑の来訪者 2
もともと、雑多にティーンズラブの漫画も読むくらいだ。いつもと違うシチュエーションには胸がくすぐられる。
楓は花実が目を逸らしたのを見て、それが返事だと解釈する。
「決まりね。じゃあちょっと腕失礼。大丈夫、跡にはならないよ」
「え、まって、ちょっと!」
「待たない」
楓は両手の手首を掴みあげると、低い声で呟いた。素早く縛り上げて、ベッドの上の方に括りつける。
随分慣れた手つきに、花実は怖さ半分、興奮半分の表情を隠しきれない。
全身がゾワゾワとなにか期待をし始めた。
楓は花実が目を逸らしたのを見て、それが返事だと解釈する。
「決まりね。じゃあちょっと腕失礼。大丈夫、跡にはならないよ」
「え、まって、ちょっと!」
「待たない」
楓は両手の手首を掴みあげると、低い声で呟いた。素早く縛り上げて、ベッドの上の方に括りつける。
随分慣れた手つきに、花実は怖さ半分、興奮半分の表情を隠しきれない。
全身がゾワゾワとなにか期待をし始めた。