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一時を悠久の時へ

第22章 宴の後の静けさに

淡「眠れているのなら良かった…
それなら吽形も疲れただろうから
酒なんか呑まずにもう寝たらどうだ」

吽「さっきは華炎が居たから
貴方達と違って余り呑めて無いんでね」

ぐい呑みに満たした酒を一気に飲干し

ニヤリと笑う

阿形は飲むと普段より更に陽気になり

急に酔いが回るのかコトンと寝てしまう

それに比べ普段飲まない割に

吽形は酒に強く顔色も態度も変わらない

それなら少しくらい付き合うかと

俺も器を手に取る

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