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一時を悠久の時へ

第3章 満たす

こんなに楽しい食事は初めてでは無かろうか…

淡「雛…楽しいか?」

雛「うん!おいちぃ!」

淡「そうか…ならば此処にずっと居るか?」

こんなにも幼い子を置き去りにする者の側に

もし迎えが来てもこの先の未来は…

ならばこのまま此処で…

俺の言葉にさっきまで楽しそうにしてたのに

持っていた食べ物を置き寂しそうな顔になる

淡「俺達と暮らすのは嫌か?」

雛の首が横に振られる

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