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一時を悠久の時へ

第1章 夜更け

阿「ん?幼子だね〜」

神「そんなの見りゃわかるわ
そうじゃなくてなんでこんな時間に居るんだ?」

吽「あぁ…夕方ぐらいに
派手な女の人に連れられて来ましたね」

呑気な声で吽形が教えてくれたけど

神「はっ?!夕方って…もう夜中だぞ
で?その女は何処に居るんだ?!」

見渡しても小さな神社にそれらしき姿は無い

阿「その子を置いてどっか行ったよ」

神「どっか行ったって…お前ら見てただけかよ」

まったく…なんの為にお前ら居るんだよ…

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