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一時を悠久の時へ

第5章 時は巡り

俺もクルリと回転して人形から白蛇の姿に

あれから修行してまだ龍には成れないが

蛇の姿には成れるようになった

それに伴い名前も長くなってしまったが…

淡「阿形、吽形、俺の背中に乗れ」

人形でも出来るが二人を運ぶとなると

この姿になった方が早い

阿「了解!って…乗るのはいいけど
バランス取るの大変なんだよなぁ
なんか持つところ作ってよ」

淡「煩い!お前達なら大丈夫だろうが
それに今はそんな事を言ってる隙ねぇぞ!」

吽「仕方ないですね…
滑るんだから落とさないで下さいよ」

ブツブツと文句を言う二人を背中に乗せ

黄昏の空を飛んで雛の呼ぶ場所へ急ぐ

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