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一時を悠久の時へ

第6章 阿形と吽形の活躍

無邪気な振りを装い二人で巡査の腕を引っ張り

子供とは思えぬ速さで駆けだす

息を切らしながらも両手を掴まれてるので

必死に付いて走る巡査の息切れが

激しくなった頃に到着した

一見綺麗だが築年数は古そうなアパート

1階の一室の窓ガラスが確かに割れている

玄関に周りインターフォンを押すが

誰も出てこないし人の気配もしない

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