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一時を悠久の時へ

第6章 阿形と吽形の活躍

巡「誰も居ないみたいだね
もう少し遅くなれば
誰か帰って来るかもしれないから
夜に親御さんと一緒に…あっ…ちょっ…」

諦めた巡査が帰ろうとした所を

阿形がドアノブを回して

鍵が空いてると扉を開けた

吽「誰かいませんか〜!」

玄関に体を入れて叫ぶと奥の部屋から

物が落ちたのか何か音がした

阿「すいませ〜ん!
僕達ボールで窓ガラス割っちゃって〜」

吽「お邪魔しま〜す!」

巡「あっ!ちょ…勝手にはいっちゃ!」

慌てた巡査が二人を止めようとしたが

スルリと躱されてズカズカと

部屋に入っていった

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