テキストサイズ

一時を悠久の時へ

第11章 異変

阿「籠目?!施設にって…本気で?!」

吽「そうだよ…私達は籠目と共に過ごしたいよ」

阿形と吽形の言葉に少し嬉しそうな顔をしたのに

籠「だめだよ…あのね…
ふこうになるって…
やくびょうがみ…なんだって…
だから…淡ちゃんたちといっしょは…」

淡「籠目…お前は疫病神では無いぞ」

籠「でも…ママが…そういったから…」

何故…子供にとって親はこんなにも絶対的なのか…

淡「籠目…神の俺がお前は
疫病神じゃ無いと言っているのだぞ
それでもまだそうだと言うのか?」

阿「そうだよ疫病神なんかじゃ無い
籠目は普通の子供だよ」

吽「そうですよ淡河は此れでも神です
籠目はその言葉を信じないの?」

阿形はともかく…吽形…此れでもって…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ