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一時を悠久の時へ

第11章 異変

籠「ほんと?…
やくびょうがみ…ちがう?」

じっと俺の目を見つめてくる籠目に頷き

淡「淡河華之龍神の何掛けて誓う
お前は疫病神などでは無い
で…お前はどうしたい?」

籠「…淡ちゃんたちと…くらしたい…」

淡「そうか…ならばそうしよう」

手を差し出したがまだ躊躇っている

淡「どうした籠目…何を躊躇う事がある?」

籠「ママは…おじさんは…
私がいなくなったら…おまわりさんにつかまる?」

あぁ…この子は…

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