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一時を悠久の時へ

第13章 約束事

一夜明けた

まだ隣ですやすやと穏やかな寝息をたてる華炎

このまま眠らせてやりたいが

淡「華炎、そろそろ起きるぞ」

これからの事を早く教えねばと声をかける

華「…んっ…あっ…ごめんなさいっ」

慌てて飛び起きて直ぐに謝る

まだ小さいのに…寝坊さえ許されなかったのか…

淡「すまんな…俺が早く起こしてしまった
だから謝らなくていい」

華「ごめっ…おはよう」

少し戸惑いながら小さい声だが朝の挨拶

淡「おはよう華炎
今日から此処で住むに当たって
何かと決めなければならないから
早く起こしてしまって悪いな」

ぶんぶんと首を横に振る

淡「くくっ…そんなに振ったら首が取れるぞ」

頬を挟んでやめさせると

焦った顔をで首に手をやる

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