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一時を悠久の時へ

第14章 知る時

華炎との生活は多少の問題はあったが

概ね穏やかに過ぎ

来年は十三祝いの歳

生まれた年の干支が再び巡ってきた節目

これから華炎がどう生きるのか

考える為にも話さねばならぬ時

どのように伝えれば良いかと思案してたら

吽「淡河ちょっといいですか?」

いつもと違い畏まった吽形が

早朝から障子も開けず外から声をかけてきた

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