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一時を悠久の時へ

第14章 知る時

淡「ぅ…取り乱してなど…無い
華炎がどうした?学校で何か問題でも起きたか」

吽「学校では何も問題無く楽しく過ごしてます
来年には卒業式がありますから
今から文集を書いたり友達と思い出作りで
忙しくしていますけどね」

淡「卒業か…その報告か」

いよいよ話さねばならぬな…

吽「そうではありませんが…
卒業と言う意味では合ってますね」

淡「学校以外で何を卒業すると言うのだ」

吽形は俺の反応を楽しみながら話す癖がある

それ故なかなか本題に入らないので

少しイラッとしながら先を施す

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