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｢ちゃんと見るよ、そのうちひとりでしなきゃいけないんだから｣

ひとりでする……？ どういうことなのか……。

分からないし、直視するのが怖いしで、ぎゅっと目を瞑っていると、また、ツンっとその先端に、春ちゃんの指が触れる。

｢んんっ……やだ。やめて｣

春ちゃんの手首を握る力を強める。
やめて欲しいはずなのに……何度かツンツンとされている間に、継続してその刺激が欲しくなる。

自分の体が、刺激を欲していることが恥ずかしい。本当はもっと触って欲しいの……？
自分の体を自分で疑い、変な感覚になっていく。

｢ほら、早く目開けて｣

｢んぁっ……｣

一瞬だけ触れられては、手を引かれ、また一瞬だけ触れられては、触るのを止められる。
ずっと何かを我慢し続けているようで、限界が来そうだった。