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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第12章 ふたりの憧れ


やれやれと思いつつ、ダメもとで提案してみた。

「春斗、帰ってくる前に、治療終わらせるか?」

「……むり……」

ダメもとはダメもと。

やはり、精神的支柱の存在は、絶対だ。
そういえば、導尿のときも1人ではできなかったからなぁ。足、すぐ閉じるし。
ふーむ。これは俺にとっても得策ではないな。

そう判断して、次の作戦に出る。

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