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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第13章 定期検診のお知らせ

「……取れた、思ったより大きかったかな」

早乙女先生の声と同時に、触られていた刺激が止まる。

「うぅ……」

息を上げながら、苦しくて声が漏れる。
いけなかったことにムズムズしていた。

もっと……。

そんな気持ちも湧き上がるけれど、なんでもっとって思っているのか、治療が嫌いな自分と矛盾して、混乱していた。
早乙女先生が、カーテンの向こうから、洗浄しながらわたしに言った。

「うーん……咲ちゃん、いきたかったみたいだね」

洗浄しながら、わたしの敏感なところにツンっと触れる。

「んぁ……!!」

突然の刺激に腰が浮き上がった。
春ちゃんが不安そうな顔をしながら、カーテンの向こうを見つめている。
1度入ってしまったスイッチは、秘部で熱を持ったまま、切れる気配がない。

優がカーテンの向こうから現れる。
早乙女先生は洗浄をが続き、クリトリスをすられる度に声が漏れてしまうわたしに、

「もう少しで終わるからな」

と声をかけながら頭を撫でた。
優と春ちゃんが、わたしの横に並ぶ。
洗浄が終わり、カーテンが開いて、早乙女先生がチラッと顔を出した。
さっきとは違う意味で、大事なところへ、勝手に手が伸びそうになる。
頬の火照りはまだ冷めない。
早乙女先生はそんなわたしを見逃さなかった。少し考えてから、優と春ちゃんに言う。

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