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優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第16章 3人の年越し


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それで、深夜0時前。


ふと、思いついたのは、生理前の治療のこと。

枕元にあったスマホで、生理予定日を見ると、明後日。
つまり、明日の夜、優と春ちゃんの治療が待ち受けていることになる。
……憂鬱だ。春ちゃんとは喧嘩したままだし。



いつも通り、春ちゃんに抑えられて……足を広げられて、優に内診されるんだろうか……。
喧嘩したままだったら無言なのかな。

『咲、気持ちいいところ、集中して』

無駄に春ちゃんの囁く声が、生々しく脳内再生されていて……恥ずかしいはずなのに、体の奥が熱くなってしまっていた。

じんわり、あそこが熱くなってきてしまって、下着が濡れる感覚があった。


「……?! も、漏らした……?」


慌てて、でも恐る恐る下着の中に手を突っ込んで、確認する。濡れた、と思ったのは、おしっこを漏らしてしまったわけではなくて、生理の穴から何かが出ているようだった。

手で掬うと、敏感なところにも触れてしまい、体が震える。


……気持ち良さを認めざるを得なかった。



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