テキストサイズ

優しく咲く春 〜先生とわたし〜

第16章 3人の年越し



1人で触っていいのかな……?



わたしの体だし……でも、なんか恥ずかしくて人に言えないことをしているのは、わかる。


それに多分、これで気持ちいいところまでのぼりつめたら、寝られる……。
いつも治療のあとは気を失うように寝ていたことを思い出していた。



…………触る。




「……んっ」


声を抑えるのに精一杯だった。
布団の中で、足を開いて、蕾に触れる。
直ぐに気持ち良さはやってきて、下着が濡れ始めた。

このままでは、汚してしまう。
そう思って、パジャマのズボンとパンツを脱ぐ。

いつも治療でしているように、ゆっくりと触っていく。


「んっ……んーっ……」


呼吸と一緒に、声が漏れる。

秘部はもう、ねっとりとした液で溢れていた。
触る指を少し早くする。



気持ちいいところに達するまで、時間はかからなかった。



「んあっ……!」



その瞬間に、体が跳ねて、頭が真っ白になる。

なんだろう、ふわふわする。
何もかも、どうでもいい。
そんな気持ちとともに、眠気が襲ってくる。



あぁ、やっと眠れる。



その安心感、眠りに落ちていく感覚で、全く気づかなかった。




……部屋の扉を、控えめにノックする音に。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ