優しく咲く春 〜先生とわたし〜
第18章 揺れる日々
「んーー!! あっ、っはぁっ、やだっ!!」
気持ちいい、という感覚が、一気に頂点まで達しそうになる。
「咲ちゃん、今いっちゃだめよ。気持ちいいの我慢して」
「っはぁ、あっ、だめっ……! せんせっ! ……やだ、!」
ブルブルとした振動が、下腹部全体に広がって止まない。
クリトリスにも触れられていることによって、さっきとは比にならないくらい、我慢が難しかった。
早乙女先生が、機械を抜き差しする。
まだ弱い刺激なのに、奥にあたったとき、意識が飛びそうだった。
「うっ……!あっ、いく……」
「まだよ、もう少しお腹動かそうね」
診察室には、わたしの声と、低いモーター音が響く。
先生はわたしの顔色を見ながら、「頑張れ、もう少しよ」と声を掛けてくれるけれど、機械は止まらないし、イかせてくれないしで、容赦がない。
触られているところ、機械が触れているところ、全てがジリジリと熱を持つように熱くなる。
「うん、さっきより濡れてきてるよ。お腹も動いてる。塊、全部出しちゃおうね」
「っはぁ、んーー、はぁ、……っんん!!」