無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

……どれくらい続いたんだろうか。


動かない足を動かそうとして、無意識にいこうとする腰は逃げるように動いて……。

｢咲ちゃん、腰、逃げないよ｣

逃げれば逃げるほど押さえつけられて、受ける快感は増していく。最初は撫でるように触られていたクリトリスも、しっかりと皮を剥かれてこねられていた。


｢やだーー！ んー！ くるしいっ！！ ……さおとめせんせっ……！！｣

どっちつかずの苦しみを、もう充分と言うほど味わったあと。

……ようやくイくことを許された。

｢よし、出たでた。頑張ったね、いこうか。機械、強くするね｣

カチッというスイッチ音とともに、モーターの音が高くなる。
今までより強い刺激が、お腹の中を震わせて、早乙女先生が、お腹の奥まで、ぐっと機械を押し込んだ。

クリトリスに感じる刺激も、いっそう強くなる。

……気持ちいいんだ、これ。

快感を素直に認めた時、



｢いっ…………あっ、ん…………！｣




とうとう、その時がくる……。



一瞬だけ、体に力が入って、ぶるぶると全身が震えた。その瞬間、全身の力がすっと抜けていく。

全ての刺激が止まって、ふわふわと着地できないような感覚になる。




……もうどうにかなってしまいそう……。




頭の片隅で、そんなことを考えながら、意識を飛ばした。